ストループ効果ガイド
ストループ効果とは何か、なぜ起こるのか、検査や研究でどのように使われるのか、自分の結果をどう読めばよいのかをまとめました。各記事の最後に参考文献を載せています。
- 01 ストループ効果とは — 1935年の原論文から今日のテストまで 色名を別の色のインクで書くと、インクの色を言うのが遅くなります。ストループの1935年の論文が何を測り、どんな結果を得たのか、コンピューター課題では何が違うのかをまとめます。
- 02 ストループ干渉はなぜ起こるのか — 処理速度・自動性・選択的注意 単語を目にすると、その意味を無視するのは難しいものです。相対的処理速度、自動性、並列分散処理モデル、葛藤監視まで、ストループ干渉を説明する理論とその限界をまとめます。
- 03 逆ストループ効果 — インクの色が単語の判断を妨げるとき ふだんは単語が色を妨げますが、回答方法によっては色が単語を妨げることもあります。逆ストループ効果が現れる条件と、このサイトの「単語の意味」モードの読み方を説明します。
- 04 神経心理検査でのストループ — 何がわかり、何がわからないのか ゴールデン版・ビクトリア版・D-KEFSなど、臨床で使われるストループ検査の構成と用途、そして1つのスコアでは診断できない理由を説明します。このサイトは診断ツールではありません。
- 05 ストループの変形課題 — 感情・数字・空間・カウンティング・ストループ 「無視すべき情報が答えと重なる」というストループの構造は、さまざまな課題に広がりました。感情ストループ、数字ストループ、空間ストループ、カウンティング・ストループ、絵-単語干渉がそれぞれ何を測るのかを比べます。
- 06 ストループ干渉に影響する要因 — 練習・年齢・バイリンガル 同じ人でも、練習、年齢、読む言語、色覚、課題の設計、その日の状態によって干渉は変わります。記録を比べる前に知っておきたい要因を、研究とあわせてまとめます。
- 07 ストループテストの結果の読み方 — 干渉効果・正答率・散布図 結果画面の干渉効果、促進・抑制コスト、誤答率の差、平均と中央値、試行ごとの散布図の読み方と、測定精度の限界、何回測れば信頼できるのかを説明します。